【山梨・障害年金相談】うつ病や統合失調症などの精神疾患でも障害年金は受給可能?

ストレス社会となっている現在の日本で、精神疾患を患う方が急増しています。例えば、厚生労働省の調査によると、平成29年度の「気分[感情]障害(躁うつ病を含む)」患者総数は平成8年度と比べ、約2倍になっています。

出典:厚労省ホームページ 平成29年(2017)患者調査の概況|厚生労働省

うつ病の他にも神経症、ノイローゼ、不眠症、パニック障害、統合失調症など、その傷病の種類も様々です。精神疾患を患う方が増加するのに合わせて、日常生活に支障をきたし、働けなくなり、障害年金を申請する方の数も増加しています。

しかし、申請をしたからといって必ず障害年金が受給できるというわけではありません。近年は審査基準が統一したこともあり申請が通らないケースが増えています。

この記事では、山梨で障害年金相談を承るなおき社会保険労務士事務所が、精神疾患を患う者が障害年金を申請する際の条件、受給対象となる精神疾患の種類、また障害年金の審査基準の変化などについてご説明いたします。

うつ病などの精神疾患を患っている方の受給条件は?

頬に手を当てて悩む女性

うつ病などの精神疾患を患っている方でも、障害年金を受給することは可能です。

しかし、精神疾患における障害年金は誰でも申請できるというわけではなく、いくつかの条件をクリアして初めて申請が可能となります。申請するためにクリアしなければならない条件としては、「初診日要件」「保険料納付要件」「障害等級要件」があります。

初診日要件

障害の原因となった傷病について、初めて医師または歯科医師の診療を受けた日が「初診日」で、その日に、国民年金や厚生年金保険の加入期間中であること。

保険料納付要件

初診日の前日において、初診を受けたその月の前々月までに、加入している公的年金の2/3以上の期間で保険料を納付しているか、納付免除を受けていること。または、65歳未満で初診を受けたその月の前々月までの1年間のあいだに保険料の滞納がないこと。

障害等級要件

初診日から1年6ヶ月を経過した日またはそれまでに治った日(症状固定日)に日本年金機構が定める障害認定基準に該当していること。

なおき社会保険労務士事務所は、山梨で障害年金相談をご希望の方のお力になります。

障害年金の認定対象となる精神疾患・対象とならない精神疾患は?

障害年金の認定対象となる精神疾患

うつ病、統合失調症、双極性障害、アルツハイマー病、認知症、アルコール精神病、気分障害、妄想性障害、てんかん、発達障害、アスペルガー症候群、知的障害、ADHD、自閉症、ダウン症候群、慢性疲労症候群などが対象となります。

原則として障害年金の認定対象とはならない精神疾患

人格障害(パーソナリティ障害)や神経症は障害年金の認定対象とはなりません。より具体的には、不安神経症、睡眠障害、摂食障害、PTSD(心的外傷後ストレス障害)、パニック障害、強迫性障害、社会不安障害、適応障害、心気症、解離性障害、身体表現性障害、性同一性障害などが挙げられます。

ただし、障害年金の認定対象とはならない病状であっても、日常生活が困難であると判断される精神状態が示された場合(うつ病や統合失調症などの症状が見られる場合)は認定されるケースもあります。

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障害年金受給者では、精神疾患を患っている方が圧倒的に多い

カウンセリングを受ける女性

障害年金の受給者の割合を傷病別で見てみると、精神疾患を患う方の受給率が他の傷病に比べて最も高くなっています。この背景には、仕事のストレスやプレッシャー、それに伴ううつ病など、精神疾患を患う人が増加しているということが挙げられます。精神疾患の患者数は年々増加傾向にあります。

精神疾患の患者数が増えるとともに、障害年金申請の件数も増加しています。しかし、近年は障害年金の審査請求が通りにくい傾向にあるようです。障害年金の給付支出の地域格差をなくし、公平にするために、新しく「精神の障害に係る等級判定ガイドライン」が2016年9月に策定されました。

このガイドラインは、精神障害及び知的障害の認定で、障害等級の判定時に用いる目安や考慮すべき事項の例が示されています。

山梨のなおき社会保険労務士事務所でも、精神疾患を患っている方からのご相談を多くいただいており、障害年金相談者様全体の6~7割程度にも及びます。プロの目線でしっかりとアドバイスいたしますので、うつ病や統合失調症をはじめとする精神疾患にお悩みの方もどうぞご連絡ください。

山梨で障害年金相談をするならなおき社会保険労務士事務所!自宅訪問も可能です

精神疾患を患う方が増加している一方、精神疾患を患う方に対する障害年金の審査基準が厳しくなっているという現状があります。また、精神疾患を患う方が一人で必要書類をすべて用意し、実際に申請手続きを行うことが困難な場合もあります。

このような場合は、社会保険労務士による障害年金の申請代行をぜひご活用ください。専門の事務所に依頼することで、申請が通りやすいベストな形で必要書類の準備や申請手続きを行うことが可能になります。山梨で障害年金相談を考えている方は、ご依頼があればご自宅にもお伺いするなおき社会保険労務士事務所までお問い合わせください。

山梨で障害年金相談を考えている方はなおき社会保険労務士事務所へ!

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