【山梨・障害年金相談】がんや難病の障害年金請求の留意点 対象傷病・指定難病一覧

何か病気を患っていることがわかり、治療に専念するために障害年金の受給を考えたとき、ご自身の病気が受給対象であるかどうかわからないという方も少なくありません。

障害年金を申請する際は、自身がどの程度の病状であるか、また自身が患っている病気が障害年金の対象となっているかを事前に確認しておくことが大切です。

この記事では、山梨で障害年金相談を受け付けているなおき社会保険労務士事務所が、障害年金の対象となっている病名及び指定難病の種類をご紹介いたします。

がんによる障害認定の対象は?

障害年金は、身体的なケガや病気による障害、また精神疾患によって生活に支障が出る場合など、様々な傷病が対象となります。がん患者が障害年金を申請する場合、がんの初診日から1年6ヶ月経った時点で申請が可能となります。また、支給が決定してから1年後、病状の悪化に合わせて障害年金の等級を変更することもできます。

また、人工肛門や人工膀胱の増設、喉頭全摘出、在宅酸素療法など、目に見える形で生活に支障が出ていると判断できるものは、1年6ヶ月が経たなくても障害年金の申請が可能となります。抗がん剤の副作用(嘔吐、倦怠感、身体のしびれ、貧血、下痢)など内部的な要因で生活や仕事が困難であると判断される場合も、受給が認められることがあります。

なお、がんについての障害認定基準では、次の3つに区分しています。

  • (ア)悪性新生物そのものによって生じる局所の障害
  • (イ)悪性新生物そのものによる全身の衰弱または機能の障害
  • (ウ)悪性新生物に対する治療の結果として起こる全身の衰弱または機能の障害

特定の部位に障害が残った場合が(ア)です。(イ)はがんが増殖して身体が弱った状態、(ウ)は抗がん剤などの副作用により身体が弱った状態です。つまり、特定の部位の検査数値に該当しなくても(イ)や(ウ)の状態で全身の衰弱が著しい場合は認定されることがあります。

ご自身のケースが障害年金の受給対象となるかわからないという方もいらっしゃるでしょう。山梨でがんによる障害年金相談をご希望の方は、なおき社会保険労務士事務所までお問い合わせください。

障害年金の受給対象となる傷病

診断書を書く医者

障害年金の受給対象となる傷病を一覧でご紹介いたします。

目の病気

白内障、緑内障、網膜色素変性症、網膜脈絡膜萎縮、ぶどう膜炎、癒着性角膜白斑、眼球萎縮、両人工的無水晶体眼など。

耳の病気

メニエール病、神経性難聴、感音性難聴、突発性難聴など。

肢体の病気

関節リウマチ、 膠原病、椎間板ヘルニア、重症筋無力症、脊髄損傷、進行性筋ジストロフィー、筋強直性ジストロフィー、パーキンソン病、変形性股関節症、人工股関節、外傷性運動障害、筋萎縮性側索硬化症(ALS)など。

脳の病気

脳卒中、脳梗塞、脳塞栓症、脳軟化症、脳出血など。

呼吸器の病気

気管支ぜん息、肺結核、じん肺、肺線維症、慢性気管支炎、肺気腫など。

心臓の病気

心筋梗塞、高血圧性心疾患、狭心症、慢性虚血性心疾患、大動脈弁膜症、僧帽弁膜症、冠状動脈硬化症、心不全など。

腎臓の病気

慢性腎不全、腎硬化症、慢性腎炎、糖尿病性腎症、ネフローゼ症候群、慢性糸球体腎炎、人工透析など。

肝臓の病気

肝硬変、慢性肝炎、肝がん、多発性肝腫瘍など。

精神の病気

うつ病、統合失調症、双極性障害、発達障害、知的障害、アルコール精神病、てんかん、ADHDなど。

がんの病気

大腸がん、胃がん、肺がん、食道がん、肝臓がん、膀胱腫瘍、喉頭がん、消化管間質腫瘍、人工肛門増設、新膀胱増設など。

その他の病気

潰瘍性大腸炎、白血病、HIV、クローン病、化学物質過敏症、日光過敏症、血友病、悪性貧血など。

山梨でこれらの病気による障害年金の受給申請をお考えの方は、なおき社会保険労務士事務所までご連絡ください。初回の障害年金相談は無料で承っています。

指定難病

血液検査の診断結果

上記に記載した障害年金の受給対象となる病気の中でも、明確な治療法が確立されておらず、治療が非常に困難なものは「指定難病」に認定されています。

平成30年4月時点で、指定難病の種類は331となっています。指定難病の場合でも、障害年金を申請することが可能です。主な指定難病の種類は以下になります。

  • 悪性関節リウマチ
  • 潰瘍性大腸炎
  • パーキンソン病
  • クローン病
  • 結節性多発動脈炎
  • 広範脊柱管狭窄症
  • 再生不良性貧血
  • 重症筋無力症
  • 筋ジストロフィー
  • 副腎白質ジストロフィー
  • 肝型糖原病
  • ミトコンドリア病
  • ライソゾーム病
  • 神経線維腫症
  • リンパ脈管筋腫症
  • 天疱瘡
  • バージャー病
  • 原発性抗リン脂質抗体症候群
  • 全身性エリテマトーデス

指定難病の種類について更に詳しくは、厚生労働省のサイトから確認することができます。

難病での障害年金請求は難しいのが実態です。原因も不明なことが多く、症状が複雑で多岐にわたり、初診日を特定することが難しい。また、どの症状で請求するのがよいのかわからない。更に、いつから障害年金の等級に該当しているのかの見極めが難しいなど専門家への相談が必要です。

山梨で指定難病による障害年金受給をお考えの方は、障害年金相談や代理申請をお手伝いするなおき社会保険労務士事務所までどうぞ。

山梨で障害年金年金相談をするなら自宅訪問のなおき社会保険労務士事務所まで

がんや難病など、治療が困難であったり、治療期間が長期にわたったりする場合は、それだけ日常の生活や経済的な負担が大きくなります。障害年金を受給できれば、それらの負担も大きく軽減することができます。

治療が難しい病気、または日常生活に支障が出ている状況であれば、障害年金の申請手続きもなかなかスムーズにいかないこともあるかもしれません。そのような際は、障害年金の申請手続きを社会保険労務士事務所にご依頼ください。なおき社会保険労務士事務所では、山梨で障害年金相談や申請手続きの代行を請け負っています。

山梨で障害年金相談をするならなおき社会保険労務士事務所へご連絡ください

事業所名 障害年金コンサルティング なおき社会保険労務士事務所
住所 〒409-3815 山梨県中央市成島2493-3
TEL / FAX 055-274-0550
メールアドレス nao42195nw@yahoo.co.jp
営業時間 8:00 ~ 20:00
代表者 渡邊 尚毅
URL https://sr119naoki.net
PAGE TOP